英1部内定の高岡伶颯が圧巻ハット! “プレミア王者”大津も2冠へ好発進/第103回全国高校サッカー選手権大会1回戦
第103回全国高校サッカー選手権大会の1回戦が28日と29日に行われた。 28日のオープニングマッチでは、15年ぶり出場の“カナリア軍団”帝京が、京都橘との熱戦を2-1で制した。帝京は2回戦で、PK戦の末に鹿児島城西を下した金沢学院大附と対戦する。 【ハイライト】帝京vs京都橘 日章学園はサウサンプトン(イングランド1部)加入が内定している高岡伶颯のハットトリックなど、西目に6-1で大勝。2回戦では岡山学芸館との名門対決を制した矢板中央と激突する。 プレミアリーグファイナルを制し優勝候補に挙げられる大津は、プレミアリーグWEST得点王の山下景司らが得点を挙げて福井商業に4-0で快勝。大津の次戦相手は、2周目に突入したPK戦を制して寒川を下した札幌大谷となった。 プレミアリーグ勢対決となった尚志vs東福岡は、スコアレスからのPK戦の末に東福岡が勝利した。正智深谷は長崎総大附に競り勝ち、2回戦で東福岡と激突へ。 “死のブロック”から3度目の全国制覇を目指す静岡学園は、昨年敗れたリベンジを果たして広島国際学院を2-0で撃破。2回戦ではロングスローを駆使して専大北上を破った高知が相手となる。 前橋育英はプレミアリーグEASTで得点を量産したオノノジュ慶吏と佐藤耕太のダブルエースが揃い踏みで、米子北とのプレミア勢対決を制して初戦突破。明誠との打ち合いを6-3で制して大会初勝利を挙げた愛工大名電が、前橋育英の2回戦相手に決まった。 選手権1回戦の結果、および31日に開催される2回戦の組み合わせは以下の通り。
■1回戦 試合結果
▼2024年12月28日(土) 帝京(東京B) 2-1 京都橘(京都) ▼2024年12月29日(日) 静岡学園(静岡) 2-0 広島国際学院(広島) 専大北上(岩手) 0-2 高知(高知) 尚志(福島) 0-0(PK戦:3-5) 東福岡(福岡) 正智深谷(埼玉) 2-1 長崎総大附(長崎) 前橋育英(群馬) 2-0 米子北(鳥取) 愛工大名電(愛知) 6-3 明誠(島根) 東海大山形(山形) 0-1 松山北(愛媛) 龍谷富山(富山) 0-0(PK戦:5-4) 那覇西(沖縄) 札幌大谷(北海道) 1-1(PK戦:12-11) 寒川(香川) 福井商(福井) 0-4 大津(熊本) 矢板中央(栃木) 2-1 岡山学芸館(岡山) 西目(秋田) 1-6 日章学園(宮崎) 金沢学院大附(石川) 0-0(PK戦:4-3) 鹿児島城西(鹿児島) 東北学院(宮城) 3-1 奈良育英(奈良) 山梨学院(山梨) 1-2 滝川第二(兵庫)