【2024写真蔵トップ10】<第3位>やはり「最新」は「最強」か。アストンマーティンの新型ヴァンテージ、日本デビュー!
真のドライバーのためのスーパースポーツカー
Webモーターマガジン年末年始恒例のスペシャル企画、2024年1月1日~12月23日に紹介した「写真蔵」から人気の高かったモデルのトップ10をカウントダウン形式で紹介しよう。第3位は、2023年に発表されたDB12 クーペ & ヴォランテに続く、次世代アストンマーティン第2弾の新型ヴァンテージだ。(2024年3月10日公開・一部修正) 【写真はこちら】洗練されたスタイリングの一部は、かつてのスーパースポーツ「Oneー77」からインスパイアされているという。(全15枚)
ヴァンテージ(Vantage)という名は、かつてアストンマーティンの高性能モデルに与えられたグレードだった。だが2005年に「ベビー アストン」と呼ばれた、アストンマーティン初の2シータークーペが独立した車名としてヴァンテージと名づけられた。今回発表された新型は、ヴァンテージという名称が与えられたモデルとしては5代目、独立したモデルとしては3代目となる。 搭載されるパワーユニットは従来型と基本的には同じ4LのV8ツインターボだが、大幅な改良を受けて最高出力665ps/最大トルク800Nmへとパワーアップ。ZF製8速ATと組み合わされ、最高速度は325km/h、0→100km/h加速は3.5秒というハイパフォーマンスを誇る。 従来型よりも30mmワイド化されたボディスタイルは流麗。形状が変更されたフロントグリルは開口部が38%広げられ、両側に追加された冷却用インテークにより顔つきはシャープになった。サイドストレークはフェンダー後ろのベントに収束される形状となり、4本出しのテールパイプが組み込まれたリアバンパーは拡幅され、前方だけでなく横や後方からのルックスも劇的に進化した。 インテリアもアストンマーティンらしく、スポーティさにラグジュアリーさも加味している。最高級の素材を採用し、メーターパネルは全面モニター、センターダッシュ下部には10.25インチのインフォテインメント スクリーンも備わる。 真のドライバーズ スポーツカーと呼べる新型ヴァンテージ。GT3やGT4も設定し、モータースポーツにおいても早くも数々の栄冠を獲得している。
アストンマーティン ヴァンテージ 主要諸元
●全長×全幅×全高:4495×2045×1275mm (ミラーを折りたたんだ状態) ●ホイールベース:2705mm ●車両重量:1605kg(乾燥重量) ●エンジン:V8 DOHCツインターボ ●総排気量:3982cc ●最高出力:489kW(665ps)/6000rpm ●最大トルク:800Nm(81.6kgm)/2750-6000rpm ●トランスミッション:8速AT ●駆動方式:トランスアクスル式FR ●燃料・タンク容量:プレミアム・78L ●WLTCモード燃費:申請中 ●タイヤサイズ:前275/35ZR21、後325/30ZR21 ●車両価格(税込):2690万円
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