【京都金杯】定年控える河内洋調教師のウォーターリヒトは2着惜敗 田辺裕信「よく伸びてくれたけど…」
[GⅢ京都金杯=2025年1月5日(日曜)中京競馬場、芝1600メートル(4歳上)] 中央競馬2025年最初の重賞として行われたGⅢ京都金杯は、関東馬サクラトゥジュールが鋭く差し切ってV。3月4日に定年を迎える河内洋調教師の管理馬で4番人気のウォーターリヒト(牡4)は、直線で外から猛追したもののわずかにクビ差届かず、2着に惜敗した。 大外枠からのスタートで、無理せず序盤は後方3番手からの競馬。しかし、3コーナー手前でインに収まると、そこからロスなく経済コースを回った。4コーナーを回ってスムーズに外へ出されて鞍上・田辺がゴーサイン。直線では目を見張る末脚を繰り出したものの、惜しくも重賞初Vを逃すことになった。 田辺は「最初は枠(8枠16番)と舞台設定もあってなかなか流れに乗るのが難しかった。直線に向いたときも反応良く出ていって、よく伸びてくれたけど、もう一頭リズム良く走っている馬がいた」と相棒の末脚をたたえつつ、勝ち馬の巧みなレースぶりに脱帽していた。
東スポ競馬編集部