【福岡ボート・GⅠ周年記念】データ的に怖いのは毒島誠と渡邉和将
<12日・福岡ボート・5日目> 【記者コラム・森大輔の勝ち組の法則】 今回の優勝戦もデータの面から探っていきましょう。まずは優出メンバーの通算V率を表にしました。これは優勝戦における勝負強さを数値化したものです。西スポボートレースチャンネルの優勝戦展望で示したデータはここでも確認できます。
1号艇の瓜生正義は27.1%と勝負強い部類に入る25%オーバー。さすがにSG11冠のレジェンドと言える数字です。ただ、毒島誠は36.4%と強烈に勝負強い部類に入る30%オーバーの上に、全選手中でもトップ級と言える35%オーバー。これなら波乱の要素はあると言えます。
そこで今度はイン以外での優勝の割合を示したイン以外のV率を見てみましょう。これは波乱を起こして優勝した確率とも言い換えられます。通算V率トップの毒島は30.4%と十分な数字で、2コースの通算V数も9回と経験も豊富。好配の使者としての条件はそろっています。 ただ、53.3%という最も高い数値を示す渡邉和将も無視できません。通算Vの半分以上がイン以外であり、それだけ優勝戦で好配当を叩き出しているということ。この数字を踏まえると狙う価値はあります。