東福岡が鹿児島・川内商工との「九州対決」制して前回V時以来4大会ぶり4強【春高バレー男子】
◆バレーボール・全日本高校選手権 東福岡2―0川内商工(7日、東京体育館) 男子の準々決勝で4大会ぶり4度目の頂点を目指す東福岡が川内商工(鹿児島)との〝九州対決〟を2―0(25―14、28―26)で制して4強入りを決めた。準決勝は東亜学園(東京)―鎮西(熊本)の勝者と戦う。 ■東福岡が4強進出【写真速報】 優勝候補の一角だった洛南(京都)を破って8強入りした川内商工を相手に、第1セットは序盤から東福岡が圧倒した。1―1から粘り強いレシーブと高さのあるブロックから多彩に攻撃につなげて6連続得点で一気に主導権を握った。エースの松下晃大(3年)も要所で決定力を示すなどし、このセットを取り切った。 第2セットは互いに得点を奪いあう展開で序盤は推移。東福岡は主将の照屋舜(同)のサービスエースなどで加点し優位に進めたが、川内商工も巧みなコンビバレーで対抗。もつれたセットの最後は照屋が締めて28―26で競り勝った。 昨夏の全国総体では準優勝。福岡県チームの大半を占めた昨秋の国民スポーツ大会でも3位と好成績を残す中、集大成の日本一まであと2勝に迫った。 ▼▼バレーボール・パリ五輪代表の「春高」時代【写真特集】▼▼