「私はそんなにクリスマスは得意では…」と言いたくなったら、クリスマススピリットを思い出して。簡単にできる、気分を高める方法は…
仕事や家事、日々の生活に追われるなかで、「楽しい時間を過ごす」ことを諦めていませんか?ライフスタイルメディア「NEXTWEEKEND」を主宰する村上萌さんは「季節の楽しみと、そこにある自分なりの工夫を知っている人こそ、きっと“なんだかいつも楽しそうな人”なのだと思います」と話します。“目の前に流れる時間を楽しむ”という考え方をもとにつくられた、村上さんの著書『Life is a Picnic』より、日常生活を豊かにするアイデアをご紹介します 【写真】1 日の終わりに自分のために準備するホットワイン。お手頃ワインにりんごやシナモン、蜂蜜を適量入れるだけでしみじみ美味しい一杯の完成! * * * * * * * ◆小さな仕込みで盛り上げるクリスマススピリット 絵本や映画の世界とは裏腹に、ものすごいスピードで進んでいく現実社会に一生懸命で、なんだか乗り切れないまま、いっそのこと私はそんなにクリスマスは得意では…なんて言いたくなってしまいそうになったら、思い出したいクリスマススピリット。 一箇所だけでもいいので、密かにホリデー要素を仕込んでみれば、あっという間に気分が高まってくるはずです。 ●クリスマス映画をBGM にする できれば毎晩だって観たい、気分を高めてくれるクリスマス映画。『ラブ・アクチュアリー』や『ホーム・アローン』など、楽曲まで魅力的な映画は、BGM 感覚で流しっぱなしにしておいても。 ●ホットワインを日常にする 1 日の終わりに自分のために準備するホットワインは、作る過程から癒されます。お手頃ワインにりんごやシナモン、蜂蜜を適量入れるだけでしみじみ美味しい一杯の完成! ●自分だけが分かるワンポイントを身につける クリスマスカラーの靴下を履いてみる、部屋着に雪の結晶の刺繍を施してみるなど、さりげないワンポイントに季節のムードを取り入れるのも大人の楽しみ。
◆小さな定番行事を積み重ねて分かること 毎年やってくるイベントには、恒例行事を作るのも人生を重ねていく醍醐味。 以前取材で伺ったとあるご家庭で、ツリーを迎えて30 年、毎年ひとつずつオーナメントを増やしているという方がいました。 「最初に娘に見立てたオーナメントを飾るのがマイルールなの。二番目に飾るのは、お父さんに見立てたオーナメント。そして次は、1992 年にもらった…」なんて具合に、箱いっぱいのクリスマス飾りをすべて語れるくらい、ひとつずつに思い出が詰まっている様子がとても印象的でした。 「クリスマスの伝統」なんて言ってしまうと大袈裟かもしれないけれど、そんな気持ちで自分や大切な人との小さな定番行事を積み重ねていけると、毎年この季節がもっと深みのあるものになっていくはずです。 Q. これまでのクリスマスで一番印象に残っている出来事は? Q. その時、特に楽しかったことや心に残っていることは? Q. 今年のクリスマス、どんな瞬間を大切にしたい? Q. 自分や大切な人にとっての定番行事を考えてみましょう。 ※本稿は、『Life is a Picnic ピクニックするように人生を自由に楽しくカスタマイズする365日』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の一部を再編集したものです。
村上萌,NEXTWEEKEND
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