西武・おかわり 来季22年連続本塁打&22発で通算500号のダブル快挙達成だ!
西武の中村剛が契約更改交渉に臨み、5000万円減の年俸1億円でサインした。今季は右手関節炎など故障に泣き、わずか58試合で7本塁打。試合数が増えれば一発を量産できるか、と問われた41歳は「その自信がなければやめている」とプライドをにじませた。 今季は7月10日を最後に1軍出場なし。「あまり振り返りたくない。振り返ると気持ちが痛くなるんで…。打撃の調子も良くなくて2軍に落ちて、体もきつかった」。チームも最下位に低迷し「弱いなあ、と思った。僕も貢献できなかった」と言葉を絞り出した。 プロ24年目の来季、本塁打を放てば王貞治(巨人)らに並ぶ歴代4位の22年連続本塁打。同時に残り22本で史上9人目の通算500号に到達する。「もちろん打ちたいけど、あまり気にせず一日一日を生きていこうと」。 過去100試合以上出場したシーズンは11度あり、平均31・4発。同僚の栗山とともに、パ・リーグ最年長選手となる来季へ向け「ちゃんとケアをしていきたい」と、何よりコンディションを整えて豪快なアーチを量産する。(鈴木 勝巳)