世界最高額は誰だ!? 最新市場価値ランキング8位。200億突破! 日本代表にも襲いかかった、超天才
欧州主要リーグの2024/25シーズン開幕が間近に迫っており、新シーズンに向けて注目度が高まっている。そんなサッカー界で、優れたプレーヤーの指標の1つとも言えるのが市場価値であり、その金額は年齢や活躍によって算出される。今回は、サッカー選手の市場価値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は『transfermarkt』を参照。額が並んだ場合はサイトに準拠。データは2024年8月8日現在)
8位:ジャマル・ムシアラ(ドイツ代表) 生年月日:2003年2月26日 所属クラブ:バイエルン・ミュンヘン 市場価値:1億3000万ユーロ(約208億円) 23/24リーグ戦成績:24試合10得点6アシスト 8位には、今夏に行われたユーロ2024(欧州選手権)で3得点をあげる活躍を見せたジャマル・ムシアラがランクインした。 イングランドのサウサンプトンやチェルシーで育成時代を過ごしたムシアラは、2019年夏に出身地であるドイツのバイエルン・ミュンヘンに移籍した。トップチームに定着した2020/21シーズンからの活躍は印象的で、2022/23シーズンはリーグ戦だけで2桁ゴール2桁アシスト(12得点10アシスト)を記録。直近の2023/24シーズンは怪我の影響で24試合の出場に留まったが、出場時のパフォーマンスは見事で、ハリー・ケインらと攻撃陣を牽引していた。 ムシアラの最大の魅力は相手DFが多い密集地帯でもボールを失わないドリブルで、ほとんど乱れないコントロールとダブルタッチなどのフェイントを駆使して局面を打開する。自らが仕掛けてシュートを放つこともあれば、相手選手を食いつかせてから周りの選手を活かすプレーもできるため、ファイナルサードで数的優位な状況を作り出せる。その貢献度の高さは間違いなく数字以上のものがある。カタールワールドカップでは日本代表にも牙をむいた。 現在21歳のムシアラの市場価値は1億3000万ユーロ(約208億円)である。3得点を決めたユーロでの活躍が評価されて、7月に自己最高額を更新した。シーズンを追うごとにファイナルサードでの余裕も見えてきており、怪我なくフル稼働することができれば、さらに自らの価値を伸ばせるだろう。
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