新型ジープ アベンジャー4xe登場! コンパクトSUVの大本命あらわる
4WDで悪路を楽しめ! 【写真を見る】新型アベンジャー4xeの内外装など(22枚)
ハイブリッド搭載
5月22日、ジープは、新型「アベンジャー4xe」を発表した。 アベンジャーはコンパクトSUVで、すでにピュアEV(電気自動車)とガソリンモデルが発売されている。今回新たに追加された「4xe」は、全輪駆動方式を採用し、悪路走破性を高めたのが大きな特徴だ。 搭載するパワートレインは、48Vハイブリッドシステムと1.2リッターターボエンジンを組み合わせた。トランスミッションはデュアルクラッチタイプの6ATで、システム最高出力は136psを発揮する。最高速度は194km/で、0~100km/hの加速タイムは9.5秒を実現した。 電子制御式の4WDは、低速域(30km/hまで)では前後50:50に動力を配分。中速域(30~90km/h)では前輪駆動をベースとし、必要に応じ後輪に動力を配分する。高速域(90km/h以上)では、燃料消費を抑えるべく常時前輪駆動となる。 走行モードシステム「Selec-Terrai」はオート、スノー、サンド、マッド、スポーツを設定。路面状況に応じ、任意で選べる。最低地上高は210mmで、通常モデルより10mmアップ。渡河性能は400mmを確保した。 内外装もオフロード用に手が加えられた。エクステリアではルーフレールと牽引フックを装備。フォグランプ位置も視認性を高めるために位置を変更した。前後バンパーは傷がつきにくい仕様だ。足まわりでは、マッドおよびスノータイヤが標準で、オプションでオールテレインタイプも選べる。いずれのタイヤもホイールはブラックだ。 インテリアは、汚れに強いシート地を採用。さらに、耐久性を高めるべくトリムの一部も変更された。 新しいアベンジャー4xeは、2024年第4四半期にオーダー開始予定。日本導入時期は未定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)