過密日程問題を巡ってストライキも…ロドリが危惧 「このままだとほかに選択肢なしの瞬間が来る」
いよいよフットボールカレンダーを改めなければ、選手のストライキが起こりうるかもしれない。 欧州サッカー連盟(UEFA)や国際サッカー連盟(FIFA)が旗手となり、ビジネス路線の道を突き進むフットボール界だが、一方で日程が過密すぎるとのクレームが選手から聞こえてくる。 そんな声もあるなかで、UEFAでは今季からチャンピオンズリーグ(CL)を新たなフォーマットで開催。今週からついに開幕し、出場クラブの増加により、試合数も必然的に増えている。 マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリもこのスケジュール過多を懸念する選手の1人で、ストライキに繋がりうると考える。イギリス『デイリー・メール』が報じた。 「それ(ストライキ)に近づいていると思うね。(その理由を)理解するのは簡単さ。どの選手に聞いても同じことを言うだろう。このままだとほかに選択肢なしの瞬間が来る。それは僕らの心配事だよ」 「やりすぎだと思う。誰かが僕らの面倒を見ないと。僕らはこのスポーツ、またはビジネス、何て呼んでもいいけど、その主役なのだから。すべてがお金やマーケティングというわけじゃなく、ショーのクオリティも大事だ」 そう訴えかけた28歳MFは押しも押されぬ有力プレーヤーで、シティだけでなく、代表でも大忙し。今季はクラブ・ワールドカップも含めると、最終的に計73試合でプレーしうる。 昨季を見ても、クラブと代表で計61試合に出場したロドリは今夏のユーロ2024出場もなく、シーズンインして好調な同僚のノルウェー代表FWアーリング・ハーランドを例に休養の必要性を説いた。 「母国がユーロに出られなかったことで、彼は長い休みを取った。で、彼のパフォーマンスは見てのとおりだ。どうしてこういう問いかけをするのかには理由がある」 「選手が最高レベルのパフォーマンスを発揮できるのは40~50試合だと思う。それ以降は落ち込む。体力を維持するのは無理だからだ。より良いフットボールが見たいなら、僕らは休まないと」 「試合数が増え始めると、試合のパフォーマンスも質も落ちる」
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