不同意性交の疑いで逮捕のMF佐野海舟に森保監督が言及「サッカーに関わる者として残念」
日本代表の森保一監督が20日、東京都内でJ1リーグ戦を視察した後、報道陣の取材に応じ、今月14日に不同意性交の疑いで逮捕されたと報じられているMF佐野海舟容疑者に言及した。 【写真】伊東純也ら日本代表トリオがパリ観光! サングラス&私服姿に「三つ子みたい」「まじで顔小さい」 森保監督は報道陣の質問に答える形で「サッカーに関わる者として残念な報道だったと思います。ただ起こったことの詳細がわからないので、どうコメントしていいかということが正直なところ。代表で招集させてもらっている選手ですが、普段を見ているわけではないので、彼がどういう生活をしているのか、どういう日常を送っているのかというところまでは見えていないので、コメントがしづらいところがあります」と現在の想いを述べつつ、「いずれにしても日本代表として招集したことがある選手で、これからも日本のサッカーの勝利に貢献してくれるだろうと思っていた選手なので、起きたことは残念に思っています」と心境を口にした。 その上で「代表に関わる者、Jリーグもそうだと思いますが、プロのトップレベルで活動させてもらっている中、少年少女、多くの方々に夢や希望を届けないといけない立場だと思いますので、いろんな部分で日常生活から自覚を持って言動することが我々にとって大切だと思います」とプロサッカー選手としての振る舞いを求め、「私自身も人として、日常、生き方、言動していかないといけないと考えつつ、関わる選手たち、スタッフとも我々がやらなければいけないことをまた確認したいと思います。特別に何かということではないと思いますし、人としての日常生活、社会人としてどうあるべきかを常識を持って言動できるようにというところは一緒に活動する選手たちと共に確認しながら前に進んでいきたいと思います」と今後の方針を示した。 続けて森保監督は日本代表チームでのコンプライアンス遵守の取り組みについて「代表選手として代表活動をする上での姿勢や態度、心構えについては共有しているところはありますし、Jリーグ全体でも教育の場があったり、各クラブも行動指針等々、選手たちに伝えられていると思います。そういった意味では教育をしていないということはないと思います」と強調。「今の時代、もちろん起こったことは組織の一人として、組織全体で責任を見られることもあるのかもしれませんが、言動の自由、言論の自由を求めるのであれば、教育の部分でも教育された中で日々全てコントロールすることはできないと思いますので、個々の責任をよりフォーカスすることも同時にあってもいいのかなと思います」と連帯責任への見解を示した。