「ミランは誰も売却する必要がない。メニャンやテオを心配する必要はない」幹部が移籍のうわさをけん制 | セリエA
【欧州・海外サッカーニュース】ミランのジョルジョ・フルラーニCEOが26日、遠征先の米国でチームについて語った。 【動画】ラピド・ウィーン×ミラン|ハイライト プレシーズンマッチ
昨シーズン限りでステファノ・ピオリが退任し、ポルトガル人指揮官パウロ・フォンセカの下で新たなシーズンに臨むミラン。今夏は、主力のDFテオ・エルナンデスやGKマイク・メニャンらを巡る移籍話が囁かれたが、ミランのジョルジョ・フルラーニCEOがファンの不安を一蹴した。 ミランの遠征先の米国ニュージャージーで、米『Bloomberg Tv』のインタビューに応じたCEOは、クラブの財政が健全であることから、選手の売却の必要性がないことを強調している。 「われわれの目標は、スポーツ面で、毎年スクデットを争い、チャンピオンズリーグにおいても競争力を示すと同時に、持続可能なビジネスを行うことだ。2年前、クラブの収支は17年ぶりに損失を出さなかった。昨年も2年連続でこの重要な結果を出すことができた」 「つまりわれわれは、資本不足などの問題で選手を売却しなければならない状況ではない。誰も売却する必要はない。したがって私は1人のファンとして、メニャンやテオに関して心配する必要がないと言うことができる」 また、ミランCEOは、指揮官のフォンセカやクラブ幹部のズラタン・イブラヒモヴィッチ氏と記者会見に出席した際、今夏の補強にも言及した。ミランは、ザルツブルクの23歳DFストラヒニャ・パヴロヴィッチの獲得に迫っていることが伝えられているが、フルラーニ氏は「答えるつもりはないが、急いでいないということは言っておきたい。今年のわれわれは辛抱強くいられる。時間は8月末まである」と言葉を濁した。
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