イラン核計画に「攻撃を実施」 イスラエル首相が主張
【エルサレム共同】イスラエルのネタニヤフ首相は18日、国会で演説し、同国による10月26日のイランへの反撃で核開発計画の一部に「攻撃を実施した」と主張した。これは「秘密事項ではない」とも訴えた。詳細には言及しなかった。イスラエルは反撃に際し、戦火拡大を懸念するバイデン米政権の意向を受け、核施設への攻撃を避けたとされている。 ネタニヤフ氏がこうした攻撃を表明した背景には、イスラエルへの再報復を宣言するイランをけん制する狙いがあるとみられる。イランの最高指導者ハメネイ師は今月2日、イスラエルに対し「間違いなく厳しい対応を受けることを知るべきだ」と述べ、再報復を宣言した。