ゴリアット馬主のスチュワート氏がXで主張「フランスギャロはセン馬に凱旋門賞参戦を認めて」
ジャパンCで6着に敗れたゴリアット(セン4、F・グラファール)の米国人馬主、ジョン・スチュワート氏は26日、自身のXを更新し、凱旋門賞をセン馬に開放するように主催者のフランスギャロに求めた。凱旋門賞は現在、牡馬、牝馬のみが出走可能。繁殖馬選定競走の立場から、去勢手術を受けたセン馬の出走は認められていない。 【写真】ジャパンCで6着だったゴリアット スチュワート氏は「フランスギャロはゴリアットとすべてのセン馬が凱旋門賞に参戦することを認めてほしい。競馬ファンは最高の馬の才能を最も素晴らしいプラットフォーム(レース)で見るべきです。牝馬が繁殖能力に関してなんの保証もなく、競技に参加することが許可されているのであれば、去勢されているという理由だけで優れた馬を排除するのは矛盾しているように思われます」と主張。続けて、「いずれにせよ、私たちはゴリアットを世界の主要な芝のレースに参加させることに全力を尽くします」と今後の抱負を語った。 今年の欧州はセン馬の活躍が目立ち、ゴリアットがキングジョージ6世&クイーンエリザベスSを圧勝。同じグラファール厩舎のセン馬カランダガンも英インターナショナルSで2着に好走した。2頭の強力なセン馬が凱旋門賞に出走できないことについては、凱旋門賞を前にフランス国内で今後の検討課題として議論になっていた。