【関東大会注目チーム紹介】5年ぶり出場の東海大菅生!注目の2年生左腕・上原慎之輔に元ヤクルト・宮本慎也の息子も!野手は恐怖の1番打者・阪野拓海が打線を勢いづける活躍に期待
東京都大会決勝で帝京に惜しくも敗れたが、投手力を軸に決勝進出を果たした。今春はコールドゲームが無く、接戦やチャンスをものにしてきた。準優勝となった2019年以来5年ぶりとなる関東大会出場を決めたチームの戦力を紹介したい。 【一覧】春季関東大会組み合わせ・出場校 【投手陣】 注目は1年時から公式戦で先発登板経験している上原 慎之輔投手(2年)。伸びのあるストレートと低めに制球されたチェンジアップ、スライダーを得意とする。奪三振能力も高く、緩急のあるピッチングで相手打線を抑えていく。 小島 葵投手(3年)は4回戦の錦城戦で6回1失点、準決勝の日大鶴ケ丘戦でも7回1失点と好投。先発として試合を作る能力に長けていることを証明したい。ヤクルトで活躍した宮本慎也氏の息子、宮本 恭佑投手も決勝戦で今大会初登板。昨春のセンバツ大会も経験した185センチを超える長身右腕の快投にも期待がかかる。 【野手陣】 打線は先頭バッターの阪野 拓海選手(3年)が当たっている。昨秋は4番を任されることが多かったが、「阪野で勢いづけたい」と春季大会中に語っていた若林 弘泰監督。3番の髙西 航輝内野手(3年)、4番の大島 健真内野手(3年)のクリーンアップを前に出塁するだけでなく、準決勝ではランニングホームランを含む3安打の活躍で「攻撃的1番」としての機能も発揮している。昨秋の都大会で関東第一から4安打3打点を放った小上防 登生外野手(2年・コジョボウ トオイ)も2番に入るなど、上位打線の打撃力は注目だ。 春季大会中、若林監督は「春はメンバーを固定せず経験を積ませたい」と話していた。3年ぶり夏の甲子園を目指すべく戦うチームだが、関東大会での選手起用も気になるところだ。