愛知県・大村知事が定例会見9月6日(全文2)この状況で緊急事態宣言の解除は難しい
12歳以上の8割の2回接種に必要なワクチンを配分
今回の第15クールでは545箱のワクチンが愛知県に供給されることになりました。県は今回配分された545箱のうち、417箱を残り必要接種回数相当分として28市・町へ配送をいたします。残り必要接種回数は市町村における12歳以上人口の8割の方が2回接種できる分のワクチン数から、ファイザー社製ワクチンの供給量と、モデルナ社製ワクチンの接種実績を差し引いて算出をしたものであります。この配分により、各市町村に対し12歳以上の8割が2回接種するために必要なワクチンを配分することとなります。 また、この配分に加えて、さらに上乗せ希望をしている44の市・町に対しては1箱ずつ、合計44箱のワクチンを配分いたします。そして残る84箱につきましては、10代の感染が広まってる状況から、高校生へのワクチン接種にご協力をいただく医療機関が所在する14市へ、生徒の受け入れ予定人数で案分して配分をいたします。ということです。配分いたします。各市町村への配分量の詳細はお手元の表のとおりであります。 これにより本県は第15クールまでのファイザー社製ワクチンおよび9月6日の週までに供給が予定されているモデルナ社製ワクチンを合わせて、12歳以上人口の約88.5%分に当たるワクチンが供給される予定であります。なお、市町村によっては接種に差が出てまいりますので、今後は接種状況や在庫状況など、各市町村の動向を随時確認をしながら、必要に応じて市町村間のワクチン調整を実施してまいります。県内には十分な量のワクチンが供給されることになりますので、今後も引き続き各市町村と連携を密にしていきながら、ワクチン接種をより加速してまいります。
実際の接種状況を見ながら配分を調整
ということで、お手元の資料がありますですね。そのとおりでございまして、国の考え方を踏まえまして、市町村の必要な、各市町村に対し、12歳以上の8割が2回接種するために必要なワクチンを配分するということで、まず1枚目の紙にある28の市・町に対して、残り必要接種回数に相当するワクチンを配分するということでございます。この右の表にあります、例えば名古屋市を見ますと、1が12歳以上が8割2回ということになりますと332万回分で、ファイザーワクチンの供給量が14クールまで270万回、モデルナの供給量が職域の大規模で42万1000、引きますと18万9950万、19万回残ってるので、それを残り接種、必要な分の配分数が163箱。それに追加配分した箱を入れてですね。 そして7が高校生のワクチン接種協力医療機関が、やっぱり名古屋市が多いので、病院が、その分を、だから84箱のうち49箱、名古屋市内の医療機関ということを上乗せして213箱ということでございます。あとも、ほかのところもそういう考え方でございます。という形で配分をいたします。 それで2枚目の紙が、これまでの配分の実績ですね。9クール、9、10、11、12、13、14、15ということで、9クール以降が、いわゆる高齢者以外への接種の供給が、第9クールから始まったということで、9クールは639箱という、とんと来てたんですが、問題になったのはこの7月19日、第10クール、ですからそのアナウンスされたのがちょうど7月の2週間ぐらい前に、5日か6日ってことでしたかね。 そこで確かにこういう形での供給になったので、そこでちょっと7月の半ばというか、前半ぐらいからブレーキが掛かってしまったということですね。ですから、それから再開するの、やっぱり1カ月ぐらい少しペースダウンをぐーっとしましたので、それがちょっと響いてるかなということですね。ですから、名古屋市見れば215箱が136でどんと減って、そこは、これだけ減るとちょっとびっくりしちゃって、しばらくあれだったというのが、だんだん増えてきて、最後163箱に49で213箱、名古屋市には配分をさせていただきます。そうやって実際の接種の状況を見ながら、最後15クールで調整をさせていただきました。ただ、これでもまだ市町村間で、余ったやつはそれは返してもらわないといけませんので、それはまた、余ったということであれば10月の半ばぐらいに調査をして横の調整をしていきたいというふうに思っております。