「めちゃくちゃ褒めてほしい、後輩を」パリ五輪涙の敗戦後、最年長セッターの言葉にファン涙「兄貴が選ばれた理由がここに詰まってる」
日本バレーボール協会は20日、公式YouTubeチャンネル「Channel JVA」に、パリ五輪で2大会連続8強入りした男子代表の大会直後のインタビューなどをまとめたドキュメンタリー動画を投稿。最年長としてチームを支えたセッターの深津旭弘(37)の熱い言葉が話題を呼んでいる。 【写真】イタリアに大逆転負けで4強ならず 石川祐希は涙が止まらない 同代表は準々決勝で強豪イタリアと対戦。4度マッチポイントを握る展開で勝利まであと1歩に迫ったが、フルセットの死闘の末に敗れたが、深津は「負けちゃったけど、日本の集大成をみせられた。選手は本当に頑張ったので、褒めてあげてほしい。若い選手を褒めてあげてほしい」と優しいまなざしで話した。そして「色々言いたいこともあると思うけど、負けたから。めちゃくちゃ褒めてほしい、後輩を。言いたいことがあったら、全然活躍してない俺とかに言ってほしいな」と、呼びかけ、「あとは悔しいんで。ロスも頑張ります」と言って笑った。 コメント欄では「深津選手のコメント聞いて、深津選手が選ばれた理由が分かった気がした。こういう年長者は必要」、「深津さんの言葉に泣いてしまいました。本当に最高のチーム」、「深津さんで泣いちゃったよ」、「深津の兄貴が選ばれた理由がここに詰まってますね」との声が寄せられていた。