「最も現実的な選択肢」 バルセロナのFWアンス・ファティが2季連続でレンタルに?候補となっている4つのクラブとは?
バルセロナに所属するスペイン人FWアンス・ファティは、新シーズンもレンタル移籍することが濃厚となっており、4つのクラブが候補に挙がっているようだ。スペインメディア『FICHAJES.NET』が、現地時間15日に報じている。ファティの契約は、2027年6月30日まで契約を残しているが、今後の去就は不透明な状況にある。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 21歳のファティは、2023年9月に下部組織時代から過ごしたバルセロナを離れ、プレミアリーグのブライトンに1シーズン限定のレンタルで加入。しかし、23/24シーズンのリーグ戦では、けがの影響により、19試合の出場で2ゴールのみという結果に終わった。現在は、バルセロナに復帰しているものの、ハンジ・フリック監督の構想には含まれていないと考えられており、今夏の移籍市場での退団の可能性も伝えられている。 同メディアは、「バルセロナは、ファティに対して今後のプランを明確にし、現状の状況では完全移籍の選択肢が限られているとみている。レンタル移籍が最も現実的な解決策だが、高額な給与が獲得を希望するクラブにとっての障壁となっている」と報じた。そして、セビージャ、オリンピック・マルセイユ、SLベンフィカ、ウルヴァーハンプトン・ワンダラーズ(ウルブス)の4つのクラブがレンタル先として浮上しているようだ。 報道によれば、セビージャは、一貫してファティに興味を示しているものの、給与の一部だけを負担することを望んでいるため、交渉が複雑化しているという。マルセイユは、獲得を目指しているドルトムントのFWユスファ・ムココの交渉次第で、ベンフィカはアトレティコ・マドリードからFWジョアン・フェリックスの復帰を断念した場合に、獲得を目指す見込みがある模様。最後のウルブスは、ファティの代理人であるホルヘ・メンデス氏と良好な関係を築いているため、候補先の一つであると、『FICHAJES.NET』は伝えている。
フットボールチャンネル編集部