日本代表、オーストラリア戦予想スタメン全選手紹介&フォーメーション。サウジアラビア戦からの変更は?
日本代表は15日、FIFAワールドカップ26アジア3次予選の第4節でオーストラリア代表と対戦する。ここまで全勝無失点で進めてきた日本は、今回のホームゲームでも引き続き勝ち点「3」獲得を目指す。この試合にチームはどのようなメンバーで臨むだろうか。スタメンを予想する。 【順位表】2026年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選
GK:鈴木彩艶
生年月日:2002年8月21日(22歳) 所属クラブ:パルマ(イタリア) 24/25リーグ戦成績:6試合7失点 日本代表通算成績:13試合8失点 鈴木彩艶は今年1~2月に行われたAFCアジアカップ カタールの5試合で8失点を喫しており、期間中は大いに苦しんでいた。しかしそのイメージを払拭しつつあり、同選手は3次予選第3節のサウジアラビア代表戦で大いに躍動した。 敵地で行われたゲームでは日本がポゼッション率43%、被シュート本数13本と押し込まれる時間帯も少なくなかった。9分にサーレム・アッ=ドーサリーが日本の右サイドからシュートを放つが、これを鈴木が冷静にキャッチング。前半終了間際にはサウド・アブドゥルハミドの球威のあるシュートを右手一本で防いだ。 アジアカップで苦労していたロングボールを処理するシーンは今回の予選ではまだそれほど多くないが、仮にオーストラリアが日本の深い位置までフィードを蹴ってきたとしても、今の鈴木ならどうにかしてくれそうな雰囲気がある。
CB:板倉滉
生年月日:1997年1月27日(27歳) 所属クラブ:ボルシア・メンヒェングラートバッハ(ドイツ) 24/25リーグ戦成績:6試合0得点 日本代表通算成績:32試合1得点 3次予選が開幕して以降、日本は3バックを主軸に戦っている。アーセナルの冨安健洋やバイエルン・ミュンヘンの伊藤洋輝を怪我で欠くものの、現在のバックラインは彼らの不在を補ってあまりある活躍を見せている。 板倉滉は第3節サウジアラビア代表戦で左センターバックに入ると、堅実な守備でチームの勝利に貢献した。データサイト『Sofascore』によれば、この日の板倉は守備アクションにおいてチーム内2位の数値を残しており、インターセプトにクリアにと高いクオリティを示している。 立ち上がりは日本が苦労する場面も目立ったが、DF陣には想定内だったようだ。板倉はサウジアラビア戦について「自分たちで集中しようと言いながら入って、想定内というか、最初から良いペースで行けると思っていなかったし、ただその中でシュートブロックのところだったり、やらせなかったというのが大きかった。その中で、やりながら徐々に保持の時間を増やして、なおかつセットプレーから取れて良かったです」と語っている。 オーストラリアの前線には日本をよく知るミッチェル・デューク(FC町田ゼルビア所属)がいるが、板倉を含めた今の最終ラインならば、ピンチにも対応できるだろう。