映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた(Vol.ⅡⅢⅣⅤ)
酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(101) 前回のあらすじ 記念すべき連載100回で取り上げるビールは、映画『十一人の賊軍』のコラボビールでお世話になった東映の映画宣伝部Oさんのおかげで映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールに決まった。5つのブルワリーで醸造された7種類を飲むイベントを11月12日に、フリーカメラマンの斎藤克己さん宅で年に数回開催している「美食&クラフトビールパーティー」で行うことになった。『十一人の賊軍』のビアフライト(ビールの飲み比べ)を発熱でドタキャンした友人も交え、まずは①ブラックタイド醸造の2本「Laser Sword」と「Boasanian Invasion」を飲んだ。 ◇◇◇ ブラックタイドの2種類についての感想は【映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた(Vol.Ⅰ)】を読んでほしいが、ラベルのデザインについては若干触れた程度だった。これにも言及しなければ、『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲む価値が半減してしまう。 というのも、今回のコラボのコンセプトは、東映の映画宣伝部Oさんによると「国内有数の実力派ブルワリーであること。映画やアニメなどとのコラボビールを手がけた経験があること。ジャケ買い文化があるクラフトビールにおいてカッコいいラベルデザインを手掛けるブルワリーであること。今回の実写化を手がけたフィリピンと姉妹都市を提携していること―といった観点から選出」しているからだ。 映画の宣材を使用したラベルは2本ともカッコいい。「Laser Sword(レーザーソード)」はLaser Sword(恐らくボルテス最強の武器「天空剣」だろう)を持っているボルテスⅤが描かれている。背景が黒というのもいい。「Boasanian Invasion(ボアザニアン・インベーション)」は、地球を侵略しにきたボアザン帝国の巨大宇宙船を大きく扱っている。不気味な顔の形をした宇宙船はキャッチーなデザインで、一度見たら忘れられない。Vol.Ⅰでも書いたが、悪のイメージが黒なので黒ビールというわけか。 次は、DD4Dが造ったビールに移ろう。「Vol.Ⅱ」だ。