映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた(Vol.ⅡⅢⅣⅤ)
4本目に移ろうかというとき、テレビがつき、フィリピンで制作された『ボルテスⅤ レガシー』“超電磁リスペクトTV版”が始まった。いきなりボアザン帝国が不気味な顔の形をした巨大宇宙船に乗って地球を侵略しにきた。その理由もまったく明かされないで、世界各国がボアザン帝国の攻撃を受ける。侵略を食い止められるのはボルテスⅤしかいないと、5人の仲間が出動。ボアザン帝国は獣型ロボット、ビースト・ファイターのドクガガを繰り出した。5人は「レッツ・ボルトイン!」のかけ声とともにマシンを合体させ、巨大人型ロボットのボルテスⅤとなる。ドクガガとの戦いやいかに-というところで第1話が終了した。
続きが見たい、と思った矢先に「次週はお休みします」のテロップが…。出ばなをくじかれた思いだったが、東京MXテレビを視聴できる読者の方は、この連載を読んでから11月26日午後8時から放送される第2話を見ることができるわけだ。主題歌は日本語。吹き替え版だからと思いきや、レイエス監督のインタビューを読むと、フィリピンでは誰もが日本語の主題歌を知っているので違和感がないことから日本語の主題歌をそのまま使ったという。
話をコラボビールに戻そう。
⑤ディレイラブリューワークス「Scuderia electro magnetic」
飲み比べ「Vol.Ⅳ」のディレイラブリューワークスのビールは飲んだことがなかった。つまり、初めて飲むビールが『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールとなった。同ブルワリーのサイトによると、Derailleur Brew Works(ディレイラブリューワークス)は、大阪・西成にある<ライオットエールのレシピを再現するために設立された、クラフトビール工場と企画運営チームの集合体>で、ディレイラ(Derailleur)はフランス語で「道を外す者=生き方を自分で選ぶ者」を意味して<常識や一本道に囚われない発想やマインドで、ビールを作り続けていくことを信念としています>とある。