映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた(Vol.ⅡⅢⅣⅤ)
⑥横浜ビール「横浜ラガー」
飲み比べの掉尾を飾る「Vol.Ⅴ」は横浜ビールの2本。2月にジャパンブルワーズカップの会場で「ラミナー4」(ウエストコーストIPA)、「酸実一体-Fruits Sour-」(フルーツサワーエール)を飲んだ。今回の2つは同醸造所の定番だ。
「いかにもというビールだね」と克己さん。友人は「よくできたビールだと思うけど、よくできすぎている感がある。もう少し尖ったところが欲しいですね」。横浜ビールのフラッグシップビールだけに、万人受けを考えれば友人の希望は酷だろう。ラベルは映画ポスタービジュアルをモチーフにしている。
⑦横浜ビール「ヴァイツェン」
ラベルのデザインは「横浜ラガー」と同じだが、「横浜ラガー」がカラーに対し、こちらはモノクロ。
「ジュースのようだね」と克己さん。酵母由来のフルーティーな香りがそう思わせたようだ。いかにもヴァイツェン(小麦のビール)というのが僕の感想だ。
これにて7本全てのビアフライトが終了した。おいしいしゃぶしゃぶやサーモン、オイルサーディンなどでおなかも満たされ、さらにはコラボビールを飲みながら『ボルテスⅤ レガシー』“超電磁リスペクトTV版”も見るという至福の時間だった。東映の映画宣伝部Oさん、ありがとうございます。
追記 今回のコラボビールの飲み比べを終えた後、このビールが誕生するきっかけとなった映画『ボルテスⅤ レガシー』が12月15日、BS12でTV初放送されるというニュースが出た。これは絶対に見なければ!(この項終わり)
■鈴木 学(すずき・まなぶ) サンケイスポーツWEB編集長。第1次東京五輪世代(第2次は2021年に誕生した)。1993年2月にサンスポの競馬担当となり、2年間のブランク(運動部デスク)を挟んで競馬にどっぷり漬かっている。現場記者時代は紙上で予想コラム「鈴木に学べ」を連載も、たまに「鈴木が学べ」に。現在は、「サンスポZBAT!競馬」にてWEB限定長編予想エッセー「居酒屋ブルース」を連載中。競馬は仕事で、クラフトビールの飲み歩きが趣味。