NYでは“読書パーティー”がブーム!? 「脳力」も高まる!注目の読書の健康効果
「読書はセクシー」なんて今、言われている。とりわけ、紙の本を読むことが。今や、スマホの中は、たくさんの情報が溢れていて、書籍や雑誌の電子化も著しく、「わざわざ時間とお金を使ってまで紙の本を読む必要なんてないんじゃない?」という人もいるかもしれないけれど… … もう一度、言わせて。紙の本で読書をすることは、セクシーなのだ。そして、驚くべき健康効果があるみたい。スマホにかじりついている、そこのあなた。紙の本を手にとってみてはいかが? 【写真】約200人規模で開催予定!? NYで人気の「読書パーティー」の様子
「読書はセクシー」その理由は?
今年、2月に、22歳のアメリカ人モデル・カイア・ガーバー(母は、シンディー・クロフォード)が自身のブッククラブ「Library Science」を立ち上げた。 なぜかって?今、欧米Z世代の間では、本を読むことがセクシーだから。 カイアによると、このクラブは「本を共有し、新しい作家を取り上げ、リスペクトするアーティストとの会話を主催し、私と同じように文学に興奮する人々のコミュニティを作り続けるためのプラットフォーム」と説明している。また、彼女は「本はいつも私の人生にとって大きな愛。読書はとてもセクシーよ」と付け加えた。 同じくZ世代のケンダル・ジェンナー(28)も読書ブームの火付け役だと言われている。南仏のプールサイドで、悲しみと不安をテーマにしたダーシー・ワイルダーの『Literally Show Me a Healthy Person』や、ミランダ・ジュヴリーの短編集『No One Belongs Here More Than You』を読んでいる姿が世間に広まると、その写真が公開されて24時間以内に両方の本がアマゾンストアで売り切れたんだとか。 一部では、セレブのパフォーマンスなんて言われることもあるけれど、どちらにせよ、本を読むセクシーな人が増えるのはいいことだろう。 カイアやケンダルだけではない。The Guardian紙によると、英国では昨年、6億6,900万冊の紙の書籍が販売され、全体としては過去最高を記録したんだとか。Z世代が好むのはやはり紙の本で、2021年11月から2022年にかけての購入額の80%を占めているそう。また、そんな流れの影響か、公共図書館の利用者数も増えているとのこと。賑やかなカフェよりも静かで、落ち着いて読書に集中できるとのことで、人気なんだとか。