NYでは“読書パーティー”がブーム!? 「脳力」も高まる!注目の読書の健康効果
2.リラックス効果
長い一日の後、良い本と寄り添うことって、とても魅力的だと思わない? 研究によると、読書は深刻なストレス解消に役立つことが示唆されている。ちなみに、どのような本を読んでもGood。ただし、夢中になれる本に没頭することで、日常世界の悩みやストレスから逃れ、作者の想像力の領域を探索する時間を過ごすことができると言われているので、ぜひ参考にして。
3. 睡眠の質を向上
最後にご紹介するのは、寝る前に本を読むと睡眠の質が向上するかもしれないという効果。 2021年に、ソーシャル・メディアを通じて実施したオンライン研究では、496人の参加者に、寝る前にベッドで本を読むことと、496人の参加者に寝る前に本を読まないことを求めた。1週間後、前者の42%が睡眠が改善したと感じるという結果に。対照的に、後者の読書をしなかった人のうち、睡眠が改善されたと報告したのはわずか28%だったと言う。 ちなみに、2015年の研究によると、スマホなどのデジタルデバイスを使った読書は、脳を刺激するブルーライトにさらされ、体内のメラトニン生成を妨げる(※)、レム睡眠(浅いい眠り)の減少、概日リズムを遅らせる、覚醒時間が長くなる、朝の目覚めが悪くなることが明らかになっている。なので、やっぱり本は紙の本を手にとるのが◎。 ※ メラトニンは睡眠を促進する作用がある。