マンUが警戒すべきはパルマーだけじゃない N・ジャクソンは「プレミアリーグで最も恐れられるストライカーの1人になりつつある」
今季プレミア9試合で6G3A
アーセナルOBであるマーティン・キーオン氏はチェルシーでプレイするセネガル代表ニコラス・ジャクソン(23)を称賛し、今節対戦を控えるマンチェスター・ユナイテッドは警戒すべきだと語った。 欧州サッカー週末の放送・対戦カードまとめ[11/2・11/3・11/4] プレミアリーグ第10節の注目試合であるユナイテッドとチェルシーの一戦。ユナイテッドはエリック・テン・ハーグ監督解任後、指揮をとるルート・ファン・ニステルローイ暫定監督の下、カラバオカップで快勝を収めてこの試合に挑む。一方のチェルシーはカラバオカップではニューカッスルに敗戦したものの、リーグ戦では5勝2分2敗で6位と今シーズンは好調を維持している。 この一戦でユナイテッドはチェルシーのエースであるコール・パルマーを自由にさせないことが重要になるが、キーオン氏はジャクソンが急激な成長を見せており、「プレミアリーグで最も恐れられるストライカーの1人になりつつある」と自身の見解を述べている。 「ファン・ニステルローイ監督が決めなければならないことの一つは、センターバックのスターティングメンバーを決めることだ。ニコラス・ジャクソンはプレミアリーグで最も恐れられるストライカーの1人になりつつある。今シーズン、チェルシーのフォワードよりも多くのスプリントをこなした選手はいない。コール・パルマーが自分を見つけられることを十分に理解した上で、彼は喜んでユナイテッドの最終ラインの背後のスペースを奪うだろう」(英『Football 365』より) 同氏はさらに「パルマーのビジョンは他に類を見ない」とも語っており、前節のニューカッスル戦で見せたようなスルーパスにジャクソンが抜け出す可能性があることに言及。今シーズンのジャクソンはオフ・ザ・ボールの動きや決定力に改善が見られ、少ないチャンスでもものにできる怖さがある。 ここまでリーグ戦9試合で6ゴール3アシストを記録するジャクソンを止めることができるかどうかはユナイテッドが勝利するためには重要なポイントとなるかもしれない。
構成/ザ・ワールド編集部