ソト獲得でも「1位ドジャースとの差は埋まっていない」 米メディアの“球団パワーランキング”でメッツが2位「期待に応えられないリスクも」
現地時間12月12日(日本時間13日)、米スポーツ専門サイト『Bleacher Report』は、「MLBパワーランキング:2024年ウィンターミーティング後の全30チーム順位」と題したランキング記事を配信。大谷翔平や山本由伸が所属するドジャースは、FAフアン・ソトの獲得競争に勝利したメッツらを抑え、堂々の1位に選ばれている。 【動画】メッツ移籍で怒りの行動 ヤンキース・ファンのソトのユニフォーム炎上シーン 来季へ向けては、大物左腕ブレイク・スネルの獲得、大谷の二刀流復帰といった好材料に加え、佐々木朗希の移籍先最有力候補としても注目されているドジャース。記事内では、「今日シーズンが始まったら、おそらく彼らがワールドシリーズ(WS)優勝候補だろうが、まだ補強を終えていないようにも感じる」と分析された。 一方、2位につけているのは、ソトと15年7億6500万ドル(約1147億円)の超巨額契約を交わしたメッツだ。同サイトは、「1位(ドジャース)との差を埋めるのに、まだいくつかの動きが必要」と指摘しており、今オフにフランキー・モンタス、クレイ・ホームズ獲得と先発投手を補強してきた同球団だが、「まだ普通のチームに見える」という。 続く文面では、千賀滉大の存在に触れ、「彼が負傷前のようなエースの姿を取り戻すことが前提だ」と記述。また、FAピート・アロンソとの再契約が決まっておらず、ブルペン陣も安定した顔ぶれと言えないため、「ソトとの契約は始まりに過ぎない。そうでなければ、不安定な陣容で高い期待に応えられないリスクがある」と報じられた。 なお、今回公開されている『Bleacher Report』の“球団パワーランキング”上位球団は、以下の通りだ。 1位 ドジャース 2位 メッツ 3位 ヤンキース 4位 フィリーズ 5位 パドレス 6位 オリオールズ 7位 マリナーズ 8位 ガーディアンズ 9位 ブレーブス 10位 ブルワーズ [文/構成:ココカラネクスト編集部]