「誰も性暴力の被害者・加害者にしない」Z世代起業家が手掛けるジェンダー教育【SISTERS・鈴木彩衣音】
若い世代のジェンダー・ギャップ是正に向けて
起業から1年半、目まぐるしい日々を送りながら、常に事業のアップデートを重ねてきた。NPOと株式会社という2つの方法で、今後も性暴力及びジェンダー・ギャップという課題に向き合っていく。 鈴木に今後の目標を聞いてみるとこんな答えが返ってきた。 「非営利と営利、両方でやるというのはある種自分のわがままで決めた部分でもあると思っています。だからこそやると決めたからにはしっかりやり切りたいですね。自分らしい経営のあり方を示したいです。 そして自己満足ではなく、きちんと社会へのインパクトを出したいと思っています。事業としてスケールさせながら、より多くの子どもや若い世代に必要な情報を届けられるようにするのが目標です」 (文:白鳥菜都、撮影:大嶋千尋、編集:市川みさき)
白鳥菜都