元英代表シアラー氏、今後のペップ政権が抱える問題点を指摘「何度も何度も成功を続けるのは…」
現役時代にイングランド代表やブラックバーン、ニューカッスルなどで活躍したアラン・シアラー氏が、マンチェスター・シティとの契約を延長したジョゼップ・グアルディオラ監督が抱える“難しさ”について語った。現地時間11月21日、イギリスメディア『ミラー』が伝えている。 現地時間11月21日、マンチェスター・Cはグアルディオラ監督と新たに2年の契約延長を締結したことを発表した。これにより、契約期間は2027年6月30日までとなり、今季が9年目のシーズンとなる同指揮官はさらに長期政権を築くことになった。 『ミラー』によると、シアラー氏はグアルディオラ監督のこれまでの仕事ぶりを絶賛しているものの、一方ですぐに大きな課題に突き当たるだろうという見解を示している模様。同氏は「現在のチームを見てみると、ケヴィン・デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、マテオ・コヴァチッチ、イルカイ・ギュンドアン、カイル・ウォーカー、エデルソン、そしてジョン・ストーンズと、主力が軒並み30歳を超えている」と、中心選手たちの高齢化問題を指摘。「彼らのハングリー精神が少し薄れたのではないかという議論もあるだろう。なぜなら、多くの選手が信じられないほどの成功を収めており、誰であろうと、何であろうと、何度も何度も成功を続けるのは難しいからだ」と、黄金期を継続することに対する精神的な難しさも挙げた。 また、シアラー氏は「クラブが抱えるフィールド外の告発問題にも対処しなければならない」と、マンチェスター・Cが115件のファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反を犯した疑いで告発されている件も指摘。「現状、フィールド外の問題(告発)は選手たちには影響しないはず」としながらも「結局のところ、クラブ上層部の問題はいつか必ずピッチにまで浸透する」とし、グアルディオラ監督も騒動に関するマイナスの影響を受けるだろうと予想した。
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