【ジャパンC】いまさら聞けないオーギュストロダンはどんな馬?/外国馬紹介
今年のジャパンC(G1、芝2400メートル、24日=東京)には近年では最高と称される外国馬が来日する。2005年アルカセット(英)を最後に優勝から遠ざかっている外国馬だが、今年は久々の勝利となるか。注目の馬たちを紹介する。 【写真】衝撃!武豊とオーギュストロダンがご対面 【オーギュストロダン】(牡4、愛) 6つのG1タイトルを引っ提げて父の祖国にやってきたディープインパクトの息子。昨年の英愛ダービーを制し、今年もプリンスオブウェールズSを優勝。世界のトップレベルの実力を備えた1頭だ。管理するエイダン・オブライエン調教師は英ダービーを10勝するなど、こちらも世界にその名を知られた名伯楽。ジャパンCに管理馬を送り出すのは7頭目で、過去最高は17年アイダホの5着。 <血統>父ディープインパクト、母ロードデンドロン(母父ガリレオ) <戦績>15戦8勝、2着3回 <総獲得賞金>約8億7300万円 <主な勝ち鞍>22年フューチュリティTS(英G1)、23年英ダービー(英G1)愛ダービー(愛G1)アイリッシュチャンピオンS(愛G1)、BCターフ(米G1)、24年プリンスオブウェールズS(英G1) <特徴>先行、差しとペースに応じた自在の位置取りから、ディープ産駒らしい爆発的な末脚を発揮する。圧倒的な勝ちっぷりを見せる一方で、大敗したレースもあり、ムラ駆けな一面も。 <最新レーティング>122(世界11位タイ) <来日後の調整> 11月14日(木)成田空港に到着後、東京競馬場に入厩。 15日(金)厩舎周りの引き運動や、国際厩舎内の追い馬場でキャンター調整。 16日(土)厩舎周りの引き運動、国際厩舎内の追い馬場でダク、常歩、キャンター調整。 17日(日)国際厩舎内の追い馬場でダク、初めてダートコースに入りダク、キャンター調整。 18日(月)国際厩舎内の追い馬場でダク、ダートコースでダク、キャンター調整。ゲート試験に合格。