【ジャパンC馬体診断】ドウデュース
「ジャパンC・G1」(24日、東京) 出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の佐野裕樹(美浦)、竹原伸介(栗東)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。 【写真集】ジャパンCを制するのは?出走馬の馬体をチェック 【ドウデュース A】 4カ月ぶりの天皇賞・秋で、メンバー最速の上がり(32秒5)を使い勝ち上がった。前走時もそうだったが、光量が多く毛ヅヤが光り輝いている。大型馬ながら相変わらず無駄肉はないし、すっきりとした馬体をしている。腹部に肋骨も見えているし、仕上がりは申し分ない。腹部に銭形斑点が若干出ているのも好調の証と言えるだろう。前腕部と下腿に血管が見えており、皮膚の薄さは十分。上腕の筋肉は落ちていないし、トモの筋肉の境目に筋が見えている。気性も素直で落ち着いており、風格が出てきた印象だ。(馬サブロー栗東・竹原伸介) 〈1週前追い切り診断〉武豊を背に栗東CWで6F80秒9-35秒7-10秒9(仕掛け)をマーク。直線で軽く仕掛けると僚馬2頭を楽々と突き離し、中のレッドラディエンス(5歳オープン)に4馬身半、外のサトノグランツ(4歳オープン)に1馬身先着した。ラスト1F10秒9はこの日の最速タイ。気配はさらに上向いている印象だ。