デバイス携帯時代の移動に寄り添う「オブジェクツ アイオー」 iPhone16ケースは9月下旬発売
新型iPhone発売直前に聞く
WWD:今年も間もなく新型iPhoneが発表されるが、どう予想する?
角森:機体右側面に新しくボタンが配置され、カメラ性能のアップに伴いレンズの高さが上がると予想している。
WWD:それによって製品はどう変わる?
角森:ボタンの追加により、フレームが細くなって耐久性が下がる箇所ができるので対応が必要になる。また、レンズの高さが上がるので、保護パーツも高くする必要がある。すると“マグウェア”が従来通りの磁力ではつかなくなるかもしれない。現在新たに作っている“マグウェア”は、その部分をクリアするよう再設計中だ。とはいえ(この取材を受けている8月下旬時点では)公式の事前情報はなく、予想が外れる可能性は0ではない。もちろん、合わなければ仕様変更が必要なため、ヒヤヒヤしている。すでにかなりの数発注しているので(笑)。
WWD:新型iPhoneカバーの発売はいつ?
角森:10月頭を目指している。新型iPhoneの発売後、製品が適合するか確認して、問題がなければ最短で発売する。【追記:9月11日】発表後、製品に問題はがないことが確認でき、9月下旬の発売が決定した。
WWD:今後はどのような取り組みを行っていく?
角森:ユーザーのテンションが上がるものをどんどん作りたい。デバイスに関連する製品は、繊細さや機能性が求められるので道具っぽく扱われがちだが、もっとファッションアイテムに近づいても面白いのではないかと思う。その可能性を追求するために、僕だけじゃなく、僕とは違う感性を持ったクリエイターと一緒に製作することにも挑戦していきたい。