久保建英は何位? ソシエダ年俸ランキング9位。久保と同期入団! スペイン屈指の万能型MFへ成長
いよいよ今週からスペイン1部リーグのリーガ・エスパニョーラが開幕する。日本代表MF久保建英も所属するレアル・ソシエダは昨季6位でシーズンを終えたが、今シーズンを戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年棒にスポットを当てて、ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)の選手をランキング形式で紹介する。 ※スタッツはデータサイト『Transfermarkt』、推定年俸はスポーツ選手の契約情報を扱う『Capology』を参照。順位が並んだ選手はサイトの表示に準拠する。情報はすべて8月13日時点。
9位:ブライス・メンデス(スペイン代表) 生年月日:1997年1月7日 23/24リーグ戦成績:32試合5ゴール6アシスト 推定年俸:220万ユーロ(約3.5億円) 意外に思われるかもしれないが、チーム内年俸ランキングでMFブライス・メンデスの順位は9位となった。 ラ・リーガが誇る万能型MFは、セルタ・デ・ビーゴのカンテラ(下部組織)出身。2017年に同クラブでトップチームデビューを果たし、右サイドのアタッカーとして徐々にその評価を高めると2022年夏にレアル・ソシエダに加入した。同期入団には久保建英がいる。 ソシエダではインサイドハーフとして起用されることが多いが、前述した通り、メンデスは中盤ならどこの位置でもプレー可能なユーティリティプレイヤーだ。中央、サイドに関わらず、彼を経由することで巧みな戦術眼とスキルで違いを生み出すことができる。ゴールへの意欲も旺盛で、昨季は全コンペティション合わせて44試合に出場し8ゴール9アシストを記録。データサイト『Sofa Score』によると、昨季の1試合あたりのシュート数はチーム最多の2.1本となっている。 昨季は序盤から安定した活躍を見せ、後半戦に入ってからさらにギアを上げたパフォーマンスを見せていたメンデスだったが、3月にまさかのアクシデントが発生。トレーニング中に中足骨を負傷し、EURO2024が迫っていた中で戦列を離れることになってしまった。ソシエダはメンデスが出場しなかった3試合で白星を飾れず。チームにはアルセン・ザハリャンやアンデル・バレネチェアなど多彩な選手が揃っているが、やはり背番号23が抜けた穴は大きかった。
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