初出場の千葉百音が2位「ノーミスでできた自分をほめたい」/フィギュア
GPシリーズ第4戦フィギュアスケート・NHK杯最終日(9日、東京・国立代々木競技場)フリーが行われ、女子の坂本花織(24)=シスメックス=が今季世界最高の合計231・88点をマーク。第2戦のスケートカナダに続く優勝でグランプリ(GP)ファイナル(12月、フランス)進出を決めた。2位は千葉百音(19)=木下アカデミー、3位は青木祐奈(22)=MFアカデミー=で、第2戦に続いて日本勢が表彰台を独占した。 【写真】3人揃って満面の笑顔でピース 2位・千葉、1位・坂本、3位・青木…日本勢が表彰台を独占 SP2位の千葉はフリーで140・85点をマーク。合計で自己新の212・54点で2位に入った。初出場での表彰台に「こみ上げるほどのうれしさはないけど、きょうはノーミスでできた自分をほめたい」と笑顔。回転不足を取られたジャンプもあったが、持ち前の伸びやかな滑りで観衆を魅了。優勝した坂本との差を埋めるべく「演技自体、もっとダイナミックな滑りができるように」と課題も口にした。