日本維新の会共同代表に前原誠司氏!党内の本音は?【新体制始動】
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年12月7日に公開された動画ではゲストに日本維新の会の藤田文武衆院議員をお招きし、「共同代表に前原氏!維新新体制の人事どう見る?」というテーマについて語っていただきました。 藤田氏は新執行部メンバーをどう評価する?前原誠司氏の共同代表就任の狙いは? 【このトピックのポイント】 ・新三役はいずれも能力に申し分なし。期数の若さは問題ではない ・前原氏が外様であることが必ずしもマイナスになるとは限らない ・党で起こるすべてのことに責任を持つのが幹事長
日本維新の会が新執行部を発足 前原誠司氏が共同代表に就任
先日、日本維新の会新代表に吉村洋文氏が就任。それに伴い新執行部が発足しました。なかでも前原誠司氏の共同代表就任は非常に注目を集めています。 新執行部の顔ぶれについて藤田氏に話を伺いました。 吉村氏については、共同代表と幹事長として密にやり取りを交わしてきた2年間を振り返り「非常に決断力・突破力・発信力のある政治家」と評価し、「今の難局の維新の会をもう一度盛り上げていくには吉村さんの力をとにかく羽ばたかせることが一番重要」と語りました。 前原氏とは教育無償化を実現する会の合流以前から交流があり、合流に際して交渉担当だった藤田氏。前原氏について「人をよく見ている方」とし、経験・実力ともに申し分なしと評価しました。 幹事長に就任した岩谷良平氏は前副幹事長で、藤田氏によると「オールラウンドプレイヤーで政治センスが非常に鋭い」とのこと。自身の後任を務めるに際し「幹事長は業務が多い(中略)扇のかなめを担ってもらう役としてぜひ頑張ってほしい」とエールを送りました。 青柳仁士氏について藤田氏は「めちゃくちゃ優秀」「法案のこともよくわかるし討論も非常に強い」と絶賛。政調会長として適任な人材と評価しました。 阿部司氏については「包容力がある」とし、党の縁の下の力持ちである総務会長就任は適材適所であると言えそうです。 新三役についてはいずれも2期目で、期数の若さが指摘されることも予想されます。それに対し藤田氏は「私も(2期目で幹事長に就任して)同じことを言われた」と振り返り、「(期数は)まったく関係ない」とコメントしました。 藤田氏「新しい船出を一致結束してできる空気感を党内に作っていきたい」