節約のため、ご飯のおかずは「サバ缶」です。コンビニの弁当と比べ、どれくらい節約になっていますか?
サバ缶は、サバが調味加工されていてそのまま食べられる手軽さがうれしい食品です。コンビニ弁当も調理が必要なく手軽ですが、毎日コンビニ弁当だと食費が気になるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。 この記事では、食費の節約のために1日1食サバ缶をおかずにすると、コンビニ弁当を買うのに比べどのくらい節約になるかを調査しました。
サバ缶をおかずにした場合、コンビニ弁当と比べどのくらい節約になる?
1日1食「サバ缶」をおかずにした場合、コンビニ弁当を購入するのと比べどのくらい節約になるのでしょうか。サバ缶とレトルトのパックご飯をスーパーマーケットで購入した場合と、コンビニでご飯と1品おかずの付いた弁当を購入した場合を比較しました。金額は全て税込みで計算しています。 ネットスーパー3社を確認したところ、サバ缶は1缶138円~397円で販売されていました。また、レトルトのパックご飯は1パック117円~343円で販売されています。どちらも一番安いものを購入した場合、1食当たりの金額は138円+117円=255円です。 コンビニ3社を確認した所、豚肉の乗ったシンプルな弁当は346円~530円で販売されていました。どちらも一番安いもので比較すると、346円-255円=91円お得という計算になります。 毎日1食91円節約できれば、1ヶ月では約2730円、1年では約3万3215円の節約になる可能性があるということです。サバ缶・レトルトのパックご飯・コンビニ弁当は、購入する場所や商品によって価格が異なりますので、あくまで例として参考にしてください。
お得なだけでなくサバ缶は栄養価も高い
1食をサバ缶とレトルトのパックご飯にした場合と、コンビニ弁当にした場合の栄養成分を比較しました。それぞれの栄養成分は表1の通りです。 表1
※サバ缶とレトルトのパックご飯は前述のネットスーパーで販売している商品の栄養成分、コンビニ弁当は前述のあるコンビニの豚焼肉弁当の栄養成分を基に筆者作成 サバ缶とレトルトのパックご飯の方がエネルギー量・脂質・食塩相当量が少なくヘルシーですが、たんぱく質は多いことが分かります。 また、サバ缶にはDHA(ドコサヘキサエン酸)・EPA(エイコサペンタエン酸)・カルシウムも含まれています。DHAやEPAには、コレステロールや中性脂肪を減少させたり、血液をサラサラにしたりする働きが期待できるのです。 サバ缶はお得なだけでなく、健康に気をつかう人にとってうれしい成分が多く含まれた食品といえます。
サバ缶をおかずにすれば、節約になるだけでなく健康によい栄養も摂ることができる
1日1食おかずをサバ缶にした場合、コンビニ弁当を購入するよりも年間約3万3215円の節約になる可能性があることが分かりました。また節約になるだけでなく、サバ缶にはDHA・EPA・カルシウムといった、健康によい栄養素が含まれています。サバ缶は、コストパフォーマンスのよい食品といえるでしょう。 栄養が偏りすぎないよう注意しながら、食卓にうまくサバ缶を取り入れてみてはいかがでしょうか。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部