大自然を感じるカギはちょっとした不便さにあり? 落ち着いて自然を満喫できるキャンプ場3選【北関東エリア】
大自然に囲まれて、落ち着いた空間でのんびり過ごせるキャンプ。家族や仲間と集まってワイワイ過ごすのも楽しいですが、少人数でキャンプをするのも季節の趣や自然の豊かさをより一層感じられて良いものです。都会の喧騒から離れて、ソロキャンでゆったりと休日を味わうのも有意義な過ごし方ではないでしょうか。 【写真】大自然に囲まれた北関東エリアのキャンプ場をチェックする(全3枚) そこで今回は、北関東圏内で“落ち着いて自然を満喫できるキャンプ場”に注目してみました。人数制限のあるキャンプ場から、ワイルドな自然を体感できるキャンプ場まで格別な施設をピックアップしたので、しっとりと過ごしたい方はぜひ参考にしてみてください。
関東平野の自然豊かな少人数限定キャンプ場
【施設名】くりの木キャンプ場(群馬県渋川市) まずご紹介したいのが、群馬県渋川市にある「くりの木キャンプ場」。同施設は関越自動車道・赤城ICからクルマで10分ほどの関東平野の最奥地にある、自然豊かな山間部のキャンプ場です。約1万2,000平方メートルの敷地内にはキャンプサイトが20区画程度点在しているほか、バンガローが3棟、電源付きの常設テントが1棟、炊事場2棟、トイレ2カ所などが設置されています。全てがオートサイトではありませんが、ほとんどがクルマでの乗り入れができ、高台には4WD車限定サイトも。 同施設では、それぞれの利用客がゆっくり過ごせるよう来場するグループに人数制限を設けており、大人3人以上や複数家族での利用はNG。音楽を流すのも他の人の迷惑になる可能性があるため禁止となっています。 谷地形を活用して作られている施設なので中央部分が低くなっており、東側と西側にある高台から望む雄大な山々と関東平野の景色は圧巻。山から朝日が昇る姿や夕日が沈む姿、平野の夜景など、時間帯で見え方が変わる絶景をじっくりと味わえます。ゆったりと過ごしたい少人数やソロにまさに最適です。
自然光を存分に楽しめるキャンプ場
【施設名】CAMP RABBIT(栃木県那須郡) 次にご紹介する「CAMP RABBIT(キャンプラビット)」は那須高原SAからクルマで10分ほどの場所にあり、リピーターの多いオートキャンプ場として人気を集めています。3万7,500平方メートルの広大な施設内にはオートサイトが105区画あるほか、トレーラーハウス3台、炊事場3棟、トイレ3棟、シャワールーム、ランドリールームなど設備も充実。家族でゆったり入れる貸し切り露天風呂まであるので、都会の疲れを癒やすのにぴったりです。 施設内には、棟以外の場所に街灯などの設置がありません。そのためランタンやライトが必須ですが、光が少ないからこそ楽しめる景色も魅力のひとつ。星や月の自然光を楽しんだり、ランタンの光しかない世界は、より一層非日常感を味わえるはずです。 同施設では“みなさまにキャンプという時間を楽しんでいただくこと”を大切にしているので、花火や発電機の使用、音楽を流す行為、大人数や複数グループでの利用は禁止。家族内やソロで静かに過ごしたい方におすすめのキャンプ場です。