大垣市、地酒の魅力を発信 ユネスコ登録でセレモニー
大垣市は13日、JR大垣駅南の広場で「伝統的酒造り・ユネスコ登録記念セレモニー」を開催した。地元の酒造メーカーである三輪酒造、武内酒造、渡辺酒造醸が地酒を無料で振る舞った。 セレモニーに出席した石田仁大垣市長は「大垣市は良質な水が豊富にある水都。酒造技術や伝統継承をはじめ、日本酒の魅力を国内外へ広げたい」とあいさつした。同市は日本酒の名産地であるほか、関わりの深い木升の生産では全国シェアの約8割を占める。 ユネスコ登録を契機に、積極的な情報発信に注力する。来年3月には、大垣市内3蔵を巡る回遊イベントや升づくり体験などの開催を計画している。(西濃)