【阪神カップ】千四巧者ウインマーベル連覇ならず8着 松山弘平「もっと走れていいはずの馬なので…」
[GⅡ阪神カップ=2024年12月21日(土曜)3歳上、京都競馬場・芝外1400メートル] GⅠ馬5頭が参戦した豪華メンバーのGⅡ戦は1番人気のナムラクレアが快勝。重賞5勝目を挙げた。昨年の覇者で2番人気に推されたウインマーベル(牡5・深山)は0秒4差の8着に敗戦。1400メートル戦での連勝は「3」でストップした。 スタートを五分に出ると、先行集団を見る位置からの競馬。4コーナーでも手応えは十分あるように見えたが、直線で馬場の真ん中に持ち出されても目立った伸び脚がない。そのまま流れ込むような形で8着でのフィニッシュ。昨年のこのレース以降、阪急杯、京王杯SCと7ハロンの重賞を連勝していたが、最も得意とする距離でまさかの完敗を喫した。 松山は「いいポジションで脚をタメることができました。いい形だったんですが、伸び切れなかったことが悔しいです。もっと走れていいはずの馬なので…」と思案顔で振り返った。
東スポ競馬編集部