流行りのシートパック、ケアの頻度は? “シミ予防”につながるスキンケア方法を専門医が解説
暑さが増して日差しが強くなるこれからの季節、気になるのが紫外線やシミ対策です。近年、美しい素肌を目指す「肌育」が注目を集め、若いうちからのきちんとしたスキンケアが重要視されています。20代からシミ対策を行って「紫外線による影響」と「女性ホルモンによる影響」を最小限にすれば、年齢を重ねてもシミが目立ちにくい美肌を作れます。そこで、シミ予防ができるスキンケア法と間違ったスキンケア法について、共立美容外科の遠山貴之医師に聞きました。 【写真】北川景子、圧巻の美すっぴんを公開 レアな“お腹出し”美ボディも ◆“シミ予防”につながる5つのスキンケア法 若いうちから紫外線と女性ホルモンに対するケアをしておくことは必要不可欠です。そこでシミ予防につながる5つのスキンケアを紹介します。シミ予防で一番重要なのは紫外線対策ですが、日焼け止めは朝に1回塗っただけでは効果を発揮しません。汗をかいたり顔をこすったりする度に効果が低下するため、3時間おきの塗り直しが必要です。難しい場合は、日焼け止め効果のあるパウダーファンデーションを上から乗せたり、紫外線の影響を受けやすい目元や頬のみ塗り直したりしましょう。 美容液に配合される美容成分は、化粧水やクリームよりも比較的に濃度が濃く、肌への効果が期待できるため、「美容液をスキンケアに取り入れる」ことも大切。シミ予防にはプラセンタやビタミンC誘導体が配合された美容液がおすすめです。また、「ハンドプレスで丁寧に化粧品を浸透させる」ことで、血行促進効果が高まって美肌を作れます。手の平の温度でじわじわと丁寧に浸透させると、効果が大きく違ってきます。 さらに、「週1回はシートパックで潤いケア」をしましょう。肌ダメージの回復と予防が期待でき、化粧水では浸透しきれない潤いも補給できます。だだし、必要以上に行うと肌の水分を奪われかねないので、説明に書かれている使用時間は超えないようにしましょう。 肌は気持ちの部分と深く関係しており、スキンケアをリラックスの時間にするだけでシミ予防のケアにつながります。ローズの香りは女性ホルモンのバランスを整えるといわれているので、気分を上げたいときにおすすめです。