競泳・池江璃花子選手が白血病 水連が会見(全文1)帰国後の検査で判明
日本水泳連盟は12日午後、競泳女子の池江璃花子選手がツイッターで自身の白血病を公表したのを受け、緊急記者会見を開いた。 【動画】競泳・池江璃花子選手が白血病公表 水泳連盟が記者会見 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードは「競泳・池江璃花子選手が白血病公表 水泳連盟が記者会見」に対応しております。 ◇ ◇
所属先であるルネサンス・吉田社長の経緯説明
司会:それでは16時となりましたので会見を開始いたします。皆さま、急なお声掛けになりましたが、お集まりいただきありがとうございます。まず初めに、会見の司会は株式会社ジエブ、【タテイシ 00:01:39】が務めさせていただきます。よろしくお願いいたします。 今回の記者会見の登壇者をご紹介させていただきます。右から、所属先である株式会社ルネサンス、代表取締役社長執行役員、吉田正昭さま。続きまして、公益財団法人日本水泳連盟会長、青木剛。続きまして、公益財団法人日本水泳連盟副会長、強化担当、上野広治。最後に、株式会社ルネサンス、三木二郎コーチ。以上の4名となります。よろしくお願いいたします。 まず初めに、日本水泳連盟副会長、強化担当、上野より説明を行わせていただきます。 上野:本日はお集まりいただきましてありがとうございます。競泳、池江璃花子選手に関しまして、所属先でありますルネサンスの社長、吉田社長より説明させていただきます。 吉田:先ほど本人よりコメントも発表させていただきましたが、オーストラリア合宿中に体調不良を訴え、帰国後に検査をした結果、白血病であることを告げられたと。経緯をご説明いたしますと、1月18日から2月10日の予定で、オーストラリア、ゴールドコーストでの合宿に参加してきました。練習中、何度か体調不良を訴えたため、練習を切り上げ、予定より2日早い2月8日に帰国いたしました。帰国後、病院で検査を受けた結果、病気が判明いたしました。医師の判断により、治療を直ちに開始するため、現在、本人は入院中ですが、早期の発見ができたとの説明を受けております。今後の治療につきましては、医師と相談の上、決定していくことになります。今後の活動予定といたしましては、直近のコナミオープン、日本選手権は欠場することになります。また東京オリンピックに間に合うかどうか、ご懸念があると思います。医師とご相談の上、今後の治療経過を見ながら、復帰の時期につきましては、あらためてご報告させていただきます。 われわれとしても1日でも早い回復を祈り、治療に専念する環境を整えてあげることが、今できる最大のサポートであると考えておりますので、どうか皆さま方にも見守っていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 司会:続きまして、担当コーチである三木コーチより、経緯の詳細をお話しさせていただきます。