三木コーチ、上野副会長の説明

三木：担当コーチの三木二郎です。今回に当たって経緯を説明させていただきたいと思います。今、説明がありましたように、1月18日から2月10日帰国予定でありましたオーストラリア合宿にて、途中やはり今まで見たことのない呼吸、肩で呼吸をするような場面がありまして、そこから2月8日の月曜日に現地の、オーストラリアの、ゴールドコーストの【日本人医療センター　00:05:43】のほうに行きまして血液検査、心電図を行いました。その2日後、2月6日に血液検査の結果が出まして、現地のドクターが早く帰国して再検査をしたほうがいいという説明を受けまして、もちろん水泳連盟のドクターとやりとりをしながら、1日でも早く帰国させようという決断になりまして、帰国してからは2月8日に日本の病院で再検査をした結果、白血病という診断が下されました。 　私自身、非常にびっくりしているんですけども、本人のやる気、モチベーション、治す、病気に立ち向かう姿勢というのは、本当に頭が下がるほどで、われわれも本当にそれに対して応援していくことだけですので、本当にファンの皆さま、関係者の皆さま、温かく見守っていただきたいなと思います。以上です。 司会：続きまして、現在の池江選手の状態につきまして、日本水泳連盟副会長、強化担当、上野よりお話しさせていただきます。 上野：今、担当の三木のほうから話がありましたが、金曜日に帰国しまして、三木が帰国するのが日曜日という状況の中、私が帯同しました。その中でやはり厳しい診断が下りましたが、以前と変わりなく、そして診断以降も本当に病気に立ち向かうという姿勢に、本当に頭が下がる思いでいっぱいです。今後、先々、非常に厳しい道のりになると思いますけど、本日こういう会見を開かせていただいたということをご理解いただきながら、ぜひとも2020年のオリンピック選考会に、スタートに立てるように、温かく見守っていただければなと思います。どうかご協力のほどお願いしたいと、強くお願いしたいと思います。よろしくお願いします。 司会：池江選手の病状に関する報告は以上となります。続きまして、質疑応答に移らせていただきます。ご質問がある方は会社名とお名前を挙手の上ご発言してください。ご質問ある方いらっしゃいますでしょうか。1列目の真ん中の白いシャツの方。