浴室の壁をマグネットでフル活用。イスも掃除道具も浮かせて快適&家事ラクに
バスルームに「ものを浮かせて収納する仕組み」を取り入れると、掃除がラクになり、すっきりして衛生的な状態を保てます。1年前に注文住宅を建てた日刊住まいライターは、壁4面のどこにでもマグネットがつく仕様を採用。マグネット収納を駆使し、シャンプーボトルやイスだけでなく、掃除道具やオモチャまで、浮かせる収納に。詳しくレポートします。 【写真】マグネットでくっつくおしゃれなボトル
バスルームでは、ものを浮かせて収納。壁4面を有効活用
筆者は夫と2歳の息子、0歳の娘の4人暮らし。1年前にハウスメーカーで建てた、2階建ての4LDKの家に暮らしています。 建築時、どのようなバスルームにするか、SNSなどで情報収集しました。そのとき気になったのが、壁全面にマグネットがつく仕様のバスルーム。スタイリッシュな見た目で、掃除がしやすそうなことにも魅力を感じました。 ハウスメーカーの担当者のあと押しもあり、浴室パネルにマグネットがつくパナソニックのバスルームに決定。ここからは、「ものを浮かせて収納する仕組み」を採用した、バスルームのメリットを紹介します。
動線に合わせた配置で入浴も掃除もスムーズ
マグネット収納が大活躍しているのがこの2面の壁です。入浴の際は、正面に鏡がくるように座り、体を洗っています。 右に手を伸ばせばウォッシュタオルやシャンプー、リンス、洗顔剤などすべてが手に取れるように。 そのとき使うものを鏡前のカウンターに出し、使い終わったら元の位置に戻す動線もスムーズ。入浴中の動線にあわせて、使いやすい位置に収納アイテムを設置できるので、ストレスを感じません。 オケやイスも使うときだけ壁から取って、使い終わったら元の位置に。こうすることで床やカウンターにはなにも置かなくなるため、掃除がスムーズに! 掃除道具もあまり目のつかない、カウンター横に浮かして収納しています。
収納アイテムは自由にカスタマイズ!
ここからは浮かせる収納に使っているアイテムを紹介します。
●ヌメリやカビがつきにくいシャンプーボトル
シャンプーボトルはネットで購入しました。ボタンを押せば、下からシャンプーが出てきて使いやすく、詰め替え時も上部のフタを取り外すだけで簡単にできます。 壁面にくっついて見えるので、ボトルが増えても見た目すっきり。シャンプーボトルの底に、ヌメリや赤カビもつきにくくて衛生的。床やカウンターに置きっぱなしにすることもないので、掃除がラクにできます。