50代から見直す「実母」「義母」との上手な付き合い方とは?
あたりまえだと思っていたことをやめ、人生が前向きになった50代のエピソードを大公開。実家通い、義母との付き合いなど、家族にまつわる「やめてよかった」エピソードとは? 50代からの「親」との関係
《やめてよかったこと》義母との付き合い
長年、義母に対してあれもこれもやってあげるスタンスできましたが、介護の時期に入り「すべてを請け負わない」と決心して線を引きました。ヘルパーさんなど専門職のかたと役割分担を意識的に行い、できることとできないことを明確にして義母に伝えるようにした結果、無理なお願いはこなくなりました。自分の生活リズムがくずれることなく、義母の手伝いも気持ちよくできるようになって、かかわり方を見直してよかったです。(56歳・主婦)
《やめてよかったこと》実家通い
「両親のケアは娘として当然の義務」と言い聞かせ、なんとか時間をつくって実家通いを続けていた私。でも、自分が体調をくずしたことを機に、夫との暮らしを中心にしていこうと考え直しました。「いい娘でいたい」という気持ちに縛られていたんだと思います。我慢や無理はいい結果を生まないことに気づきました。(55歳・講師) 取材・原文/熊坂麻美 イラスト/熊野友紀子 ※エクラ2024年11月号掲載