大岩剛氏続投に影山技術委員長「難しさの中であれだけの成果を出してくれた」パリ五輪での手腕を高評価
日本サッカー協会は12日、今夏のパリ五輪代表監督を務めた大岩剛氏(52)が28年ロサンゼルス五輪を目指す代表の監督に就任すると発表した。同日、都内で行われた理事会で承認された。2大会連続で五輪を指揮すれば現行の大会方式では日本初となる。13日に記者会見を行う。 パリ五輪では海外クラブ所属の有力選手を招集できず、さらに年齢制限のないオーバーエージ枠も使用できない中、ベスト8に進出した。理事会後に報道陣の取材に対応した影山雅永技術委員長は「難しさの中で選手がいろいろ替わりながらも、彼らの良さを生かしてチームとしてのまとまりを出して、あれだけの成果を出してくれたのは、我々は高く評価していました」と説明。「次のロサンゼルス五輪に向けた難しい舵取りを、日本サッカーの若い世代をさらに広く高くするために、その力を貸してくださいというのが我々のオーダーです」と話した。