【桐生ボート(ナイター)PGⅠヤングダービー】ラストイヤーの鈴谷一平が白星で準優圏内に浮上
<20日・桐生ボート・3日目> <記者コラム・小野亮太郎の恐れオノのく高配当> 起死回生の一打を放った。2日目まで3、2、6着にとどまっていた鈴谷一平。3日目1Rは3着以上でないと4日目に望みがつながらなかったが、ここで豪快な4カドまくりを叩き込んで一発回答。得点率を6.25まで引き上げ、予選最終日を前に準優圏内に浮上した。 機力が伴っていないだけに、なおさら価値の大きい白星でもあった。「伸びが弱い。出足やターン回りも普通。キャリーボディーを換えたけど良くなかったし、部品は元に戻してペラとチルトで調整する」。整備の成果は得られなかったが、諦めずに外周りの調整でレベルアップする心づもり。 今月14日に30歳の誕生日を迎えた鈴谷にとっては、今大会が最後のヤングダービー。過去3度の出場では優出に手が届いていない。4回目の出場で有終の美を飾るべく、少しでも高い順位での第一関門突破を目指す。 ▼2R 鈴谷の予選ラストは絶好枠。F2の身だが、Sを克服して準優切符を手にする。多少の配当に期待して、外枠両者も押さえたい。1-456-2456。 ▼9R 地元の大澤風葵は24位からの勝負駆け。内のF2両者に対してスリットで先行できれば、まくり差して突破するシーンも。6-123-全。