横浜清陵を表彰 センバツ「21世紀枠」 県推薦校 /神奈川
来春の第97回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高野連主催)で「21世紀枠」県推薦校に選ばれた横浜清陵(横浜市南区)の野原慎太郎監督と佐藤幸太部長らが19日、毎日新聞横浜支局(同市中区)を訪れ、高山祐支局長から表彰状を受け取った。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 野原監督は「甲子園に行くために努力してきた姿勢が評価されてうれしい。こうした姿勢を大切にし、冬場に勝負できる体と心を作りたい」と話した。 横浜清陵野球部は1974年に創部。最近3年間の春、夏、秋の県大会でそれぞれ1回ずつ準々決勝に進出した。今年の秋季県大会では公立高校で唯一の8強入りを果たした。 野球部は他の部とグラウンドを共有して使用しており、利用時間が限られている。部活動にさまざまな制約がある中、練習方法に工夫を凝らし、成果を残したことが評価され、推薦された。 21世紀枠は、12月上旬をめどに、各都道府県の推薦校から全国9地区ごとに1校を選出。来年1月24日の選考委員会で出場校2校が決まる。21世紀枠で出場すれば県勢初となる。【矢野大輝】