EL出場権獲得もかかるFA杯決勝へ…テン・ハグ監督「簡単ではないがチャンスある」
マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がFAカップ制覇に向け、意気込んでいる。クラブ公式サイトが伝えた。 チャンピオンズリーグ(CL)はグループステージ最下位で敗退、プレミアリーグは8位フィニッシュと失意のシーズンを送ったユナイテッド。25日には挽回のラストチャンスとなるFAカップ決勝のマンチェスター・シティ戦が控える。 2年連続でファイナルでのマンチェスター・ダービーに臨むテン・ハグ監督は試合に向けた記者会見でタイトル獲得の重要性を強調。来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権もかかるなか、昨シーズンのEFLカップ(カラバオカップ)に続くタイトルへのラストチャンスを掴むつもりだ。 「トロフィーを獲得することが全てであり、我々にはその大きなチャンスがある。過去10年間、このクラブはあまりトロフィーを獲得していないが、この2年で2つのトロフィーを獲得するチャンスがある」 「うまくいかなかったシーズンだが、我々はこのような状況にあり、チャンスはある。決して簡単ではないが、我々はそこを目指して戦わなければならないし、目指すつもりだ」 「昨シーズンもやったように信じなければならない。そして知っての通り、我々は強い相手に対して度々ベストなサッカーをしている。土曜日もそれができると期待している」 また、今シーズンは不調のまま終わろうとしているFWマーカス・ラッシュフォードについてもコメント。ユーロ2024に臨むイングランド代表の候補メンバーからも外れたが、この悔しさをバネにしていると語った。 「彼は調子が良さそうだ。キャリアには浮き沈みがあるが、落ち込みもエネルギーになる。トレーニングでそれを目にした」 「彼は非常にやる気に満ちているだろうし、自らの足でそれを語るはずだ。彼には大きな才能があるし、すでに素晴らしいキャリアを築いている。これを乗り越え、さらに多くのゴールを決めていくと確信している」
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