ライオン、Salesforceの新機能でデータドリブンな営業プロセスを確立
ライオンは、Salesforceの消費財業界向け製品「Consumer Goods Cloud」の新機能「トレードプロモーション管理」を採用し、営業活動の変革に取り組む。セールスフォース・ジャパンが1月8日に発表した。 トレードプロモーション管理は、1つのプラットフォームでプロモーション計画、販促資金を管理し、販促支出を最適化できる。ライブレートやダイナミックファンディングなど、トレード予算や小切手帳を明確に可視化し、決済を合理化しながら、請求と控除の照合を管理できる。また販促活動の投資収益率(ROI)最適化のために、トレード支出の効果の把握もできるとしている。 ライオンは、今回の導入により営業活動の計画、実行、モニタリング、精算までを一気通貫で管理できるようになるという。これにより、データのサイロ化解消と販促活動の最適化を進め、経営指標に基づいた営業部門指標を確立する。さらにセールスプロモーションの費用対効果向上も期待できるとしている。 今回の採用においては、アビームコンサルティングがプロセス設計と導入を支援した。