油面調整に初挑戦。ハンターカブのフォークオイル交換をしてみるよ
フロントフォークを車体から外そう
────────── まずは邪魔になりそうなものを外したり緩めたり ────────── タイヤを外したりフォークを抜いたりするのでフロントが浮いた状態の作業になるよ。固いボルトを外すのが大変になるので、タイヤが接地している状態であらかじめハンドルやブレキーキャリパーなどを外しておこう。 まずは、最初にハンドルクランプのボルトを外してハンドルを邪魔にならない位置にどかしておくよ。クランプボルトのキャップを外して、6mmの六角棒レンチで緩めるだけ。 フロントフォークのトップキャップは、ステムに締結された状態じゃないと緩めるのが大変になるので、先に緩めておこう。自分はZETAのイニシャルアジャスターを装着しているので、傷つけないために適当なもので養生して外したよ。今回も破れたニトリル手袋の残骸で養生。 この段階では緩めるだけね。外さないように。 次はブレーキキャリパーや、ブレーキホースステーなどを外していくよ。これらもタイヤを外した後だと取るのが大変だからね。ブレーキホースのステーは10mmの工具で。 キャリパーのボルトは上下の2本。いずれも12mmの工具。締結トルクが高いので、ブレーカーバーを使うと楽だよ。再利用不可なので注意。 ABSセンサーのカバーをプラスドライバーで開けたら、ABSセンサーもフォークからを外しておこう。 フォークに締結されているパーツを一通り外したら、次はフロントホイールの取り外し。 初めてフォークを抜く場合は、フロントタイヤを外す前にステムの固定ボルトを一度緩めて硬さを確認しておいた方が良いかも。
────────── フロントタイヤを外そう ────────── フロントタイヤは、アクスルシャフトを抜けばすぐ取れるよ。ディスクブレーキはドラムブレーキよりちょっぴり簡単でいいね。 ノーマルのアクスルシャフトは、ボルト側を14mm、ナット側を19mmの工具で。自分はキタコの中空クロモリアクスシャフトなので、どちらも17mm。 ボルト側を抑えつつ、ナット側を外していくよ。 ナットを外したら、タイヤを持ち上げるように支えつつ、アクスルシャフトを抜こう。そしたらあとはタイヤを外すだけ。