【ラグビー】「世界で一番のセンターに」エディーHC期待のディラン・ライリー約70m独走トライの活躍 B組一位通過決めた
◇アサヒスーパードライ パシフィックネーションズカップ2024(PNC)日本代表 41-24 アメリカ代表(7日、熊谷ラグビー場) 【画像】独走トライ2本を奪ったライリー 先月26日に行われたカナダ代表との初戦を55対28で勝利したB組の日本代表は第2戦でアメリカ代表と対戦。41対24で勝利し、B組①位通過を決め、15日に行われる準決勝に駒を進めました。 この試合、チームを勝利に導く輝きを放ち、プレイヤーオブザマッチを獲得したのがセンターで先発フル出場を果たしたディラン・ライリー選手。 前半15分、司令塔・李承信のディフェンスの裏を狙ったキックパスに反応すると、ディフェンス2人を引きつけ、走り込んできたニコラス・マクカラン選手にパスを送りトライをアシスト。 さらに、会場に駆けつけた1万677人のファンがこの日一番の盛り上がりを見せたのが14点をリードした後半5分のプレー。 自陣約70mの位置でボールを持ったライリー選手。一気にスピードアップすると、ディフェンス4人を置き去りにする独走トライを決めました。 エディーHCも「とても希有な選手。世界で一番のセンターになると思う」と太鼓判を押すライリー選手はこのプレーについて「あの時実は何が起きたかよく分からなかったが、流れのままに身を任せたらチャンスがきた」と振り返りました。 一週間後に秩父宮ラグビー場で行われる準決勝に向けては「ステップアップしたいので、今日以上のパフォーマンスを出すために相手のことを分析して、来週もいいパフォーマンスを発揮したい」とコメント。早くも次戦へ向けて意気込みを語りました。